アルテ・プレフィラブル®・
シリンジ
医療機関の要望により開発された新しいタイプのプレフィラブル®・シリンジで、厳しい品質管理のもと、100%国内で生産を行っています。
ワンタッチで安全に使用でき、ゴム栓やラバーパッキンを穿刺する必要がなく、コアリングの心配がない優れた特徴を備えたシリンジです。
部材を個別に提供できるため、お客様のご要望に応じて製造工程をフレキシブルに設計できます。
一液性の薬剤を充填して使用されるシングルチャンバータイプと、2 種類の薬剤が充填可能なデュアルチャンバータイプに大別されます。
フロントアセンブリ
構成:注射針(プロテクター+針管+針基)+ハブルアロック
お客様の多彩なニーズに合わせて各種仕様設定が可能です。
あらかじめ注射針をセットした形態でも提供できるため、プロテクターを外して直ぐに使用できます。
注射針をセットしない形態(キャップ+ハブルアロック)での納品も可能です。
プロテクターの嵌合部分とルアー先に形成されたラビリンスにより、大切な筒先部分を保護します。
注射針(針基+針管)
ハブルアロック
シリンジの筒先は針が脱落するリスクを最小限にするために、針をしっかりと固定するルアロックタイプを採用。ポリプロピレン製の一体成型品で丈夫で折れにくい。
ルアロックにより注射針のゆるみや液漏れの心配がありません。
ストッパー(フロント・ミドル・エンド)
ストッパーにより、使用されるまで薬液は完全に密封保存され、注射針やプラスチック部品等に触れないように設計されています。ストッパーの位置により、使用済か未使用かの区別が簡単にできます。
エンドストッパーのネジ部にプランジャーロッドを取り付けます。
薬液への影響が少ないブチルゴムを使用しています。
ミドルストッパーは、デュアルチャンバータイプに使用します。
ガラスカートリッジ
薬剤との安定性の高い医薬品用ガラス(USP タイプⅠ)を使用しています。
カートリッジにはシリコーンの焼付処理を施し、徹底した品質管理(温度管理)により安定した摺動性を実現しています。
焼付処理することにより液中へのアルカリやシリコーンの溶出を抑制し、薬剤への影響を低減します。